NOVEL

□秘密の関係 ※
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とは言ったものの俺はかなり緊張していた。
俺は・・・・・その・・・・・・・・リディアが好きなんだよ!悪いか!・・・・・・
一目ぼれだった・・リディアはジェロムのことばかりを見ていたジェロムもリディアを見ていた
きっと二人は思い合っていたのだろうだから邪魔はできなかったそんなことはしてはいけなかった
だからそうやって自分に言い聞かせていたそうした自分に自己満足していたのだろう
でも今リディアは俺の前で泣いている・・・今だけは俺だけのものにできるのか?・・



「おい・・・・・リディア?その・・そろそろ離れてくれないか?・・・」


「あ・・・ごめんなさいロケット・・・」


「何があったんだ?」

「最近ジェロムが・・・冷たいの」


「そうか・・・・・」


俺はうなずいて相槌をうちながらしばらくリディアの話を聞いていた

「ごめんなさい・・・こんなこと言うつもりじゃあなかったのに・・・」


「いや・・・・。そうだなジェロムがいない間俺に向かって吐き出して構わない」


「そう?・・・じゃあそうする・・・」
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