NOVEL
□優しい青空 ※
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それからしばらくして・・・
「気がついたか?ウィード」
ジェロムはいつの間にか後始末も終えていた
「うん、どれくらい寝てたんだろ・・」
「わからん、俺もさっきまで寝ていたからな」
「さてそろそろ戻るか?」
「うん、みんなが心配してると思うし・・」
そういって立ちあがったウィードはふらついた
「おい大丈夫か?手加減したつもりだったんだが」
「あれで手加減してたの!?」
「ああ、歩けなくなったら困るからな」
「そ、そうだったんだ・・・」
「心配しなくても今夜は手加減しないからな?」
「こ、今夜!?ま、まだヤる気なの?」
「当たり前だろ、今夜は寝かさないからな」
「ジェロムのバカ・・////」
そういいつつもウィードはまんざらでもなさそうな顔をしていた、今夜が楽しみだな・・・・・
洞窟を出た後、まだ青い空が広がっていた
「昼間っからシてたのか俺達・・・」
ウィードが少し落胆していた
「気持ちよかったんだからいいだろ?」
「もう、うるさい!」
そう言いつつもウィードはジェロムに寄りかかりながら歩いていた
「くっつきながら言われてもなんとも無いぞ?」
「ジェロムがあんな激しくするからだろ!!」
帰った後ウィードは赤目や銀に注意を受けジェロムはウィードと寄り添いながら帰ってきたため周りの犬から茶化されていた
そして恋人同士になった二匹は今夜もアツアツだったという・・・・・・・
end