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□獄寺君と月蝕デート
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『うわぁ…!獄寺君みてみて!星空が綺麗だよ』

「ったく、見てるっつのうっせぇな」

『わぁわぁ!降ってきそうだよ!!』

「(…可愛い)」




















『あ!始まった』

「みてぇだな」









































『ゆっくり消えていくね』

「お前、皆既日蝕や月蝕の原理わかっか?」

『全然♪』

「…アホ。月蝕はなぁ太陽、地球、月が一直線になって地球が太陽の光を遮るから月が暗くなってくんだよ」

『日蝕は?』

「そのくらい自分で考えやがれ」

『んー…んー…んんー…んんー…』

「(あぁクソ…だから可愛いすぎんだよ)」

『あ!わかった。月、地球、太陽の順に並ぶんだ!』

「…。」

『あってる?あってる?』

「(こいつバカだ)それじゃあ月蝕と変わんねぇよ」

『え…そーなの(シュン』

「///…日蝕は月が太陽の光を遮るんだよ。つまり太陽、月、地球の順だ」

『へぇ!獄寺君やっぱり頭良いね』

「お前がバカなだけだろ」

『あぅ、刺さるよその言葉!私の胸に刺さったよ!』

「俺も刺さってるっつの…」

『へ?…何が?』

「(キューピットの矢…て、何考えてんだよ俺ι)」









































『獄寺君ほら見て!もうすぐ全部消えちゃう』

「あんま騒ぐなよ…夜中なんだろ」

『でもでもほらほら!すっごく綺麗なんだもん』

「まぁ…神秘的、だな」

『こうして夜空を見てるとね、宇宙って本当にすごいんだなって思う』

「すごい?」

『すごいってゆーか…広いなって』

「広いどころじゃねーだろ。それにもっとすげぇのはあの星一つ一つに俺達とは異なった生命がいるかもってとこだな」

『それって宇宙人?』

「あぁ!ぜってぇいつか見つけてやるぜ!」

『獄寺君キラキラしてる…』

「狽ネ、悪ぃかよ!」

『全然♪』




















「ほら出て来たぜ。見逃すなよ」













『うん、綺麗。…獄寺君』

「ん?」

『私…この地球で獄寺君に出逢えてよかった』

「はっ!?///」

『だってもしかしたら私達…違う惑星の違う時代に生まれてたかもしれないでしょ?…だから』

「俺…も、この地球でお前に逢えて…よかった」

『獄寺君だーいすき♪』

「俺もお前が好きだ」






























「あっち盛り上がってんのな」

「2人とも幸せそうだね」

「はひ、ハルもツナさんとラブラブしたいですー!」

「意味わかんねぇよ!つーかあの2人…完全に俺達が一緒なの忘れてるι」

「ニッ、あのバカップルはほっとけ」




















そんな月蝕観測でした

月蝕本当に素晴らしかったです!!by冬兎
(2011/12/10〜12/11
21:45〜01:18)
 

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