大地の翼V

□歌うの禁止!!
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『ごーくたん♪』

「白Nだぁーっ!?」






それはまさしくマヨではあった

……けど、様子が可笑しい。可笑しすぎる!!


まず初めに"ごくたん"って何なんだ!

その上なんか……めっちゃ笑顔浮かべてるし

てか……こいつが抱き付いてくるなんて……!?






「おま……///、何……あったんだよ」

『えへへ、私ね夢が叶ったの!』

「……夢?」






こいつの夢って……なんだ?






『私、アイドルになる!!』

「……。狽ヘぁー!?」




















ある日そいつは来たらしい






「ボンゴレ事務所のリボ谷だぞ」






マヨの歌唱力を見込んでスカウトして来たとか

て、ちょっと待て……!!






「お前の夢ってアイドルだったのか!?」

『ごくたんってば彼氏なのに知らなかったの?』

「狽、、」






し、知るかよ!!

普段のお前見てどこにそんな夢を抱いてる奴だって気付く奴がい……






「マヨよかったね」

「頑張れよな!」

「応援してるよマヨ」

「ファイティングですー」






いたーっ!?






あ、あれιまさか知らなかったのって俺だけ?

んなバカなっ!






『そこでねごくたん』

「その呼名やめてくれ……」

『私この先歌一本を愛して生きていくって決めたから!』

「……は?」






決めたから、から……何?










『別れよー』

「狽ネ!?ι」










『ごめんねごくたん』






そう言って遠ざかってくマヨ


ちょ!待てよっ訳わかんねぇ!!

ふざけんなっ。しかもなんでそんな軽ノリ!?


追いかけようと足を踏み出す俺

でも……何故か足が動かなくて、声も出なくて






「(マヨ、マジ待てよこの……!!)」






俺……そんな理不尽な理由でお前を手放したく……




















「ねぇんだよバカヤローっ!!!!!、……!」






…………。






…………。






…………。










「(夢オチかーっ!!///)」




















『獄寺ー』

「煤I」

『ねーねー音楽室行こーよ。合わせよーよ』






…………。






「お前、しばらく……」

『?』










歌うの禁止!!






(は!?何で訳わかんない!)
((こいつの歌唱力侮れねぇし…))
 

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