大地の翼Ⅰ
□笹川京子
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ズガン！！
『あぁ？銃声････？』
学校から帰って、眠ってたはずなのに目が覚めた
銃声の所為で
自分でゆーのもなんだけどさ
私って結構低血圧で、寝起きとかが一番機嫌が悪いんだよね
起こされるのとか本っ当に嫌い
でもだからってツナや母さんには当たったりしないよ
ツナには時たま当たるけど････
がしかーし、今のは明らかに銃声だった
＝リボーンが撃ったもの。よって････
『････ふざけんじゃねーよ#』
キレた。でもなんて優しー優しー真宵ちゃん
今回は大目に見よー、とゆーことで再び眠るために布団を被った
････でも途端にツナの部屋から果てしなく迷惑な騒音がしてきた
『････寝れねー#』
どーせツナがへましでかして、それでリボーンが暴れてんだ
ったく････私の睡眠妨害だなんて、喧嘩売ってるよーなもんですよね
つー訳で売られた喧嘩は買ってやろーじゃないか
と思ってツナの部屋に行こーとドアを開けると
『････Σ！？』
下着姿の笹川さんがツナの部屋から出てきた････
いつもなら。おお、プロポーション抜群！とかそんなとらえ方をする私だろーが
････え？なに夢？幻？蜃気楼？
まずそもそも何で笹川さんが家にいる？
つか明らかに様子可笑しかったよね？
しかもその格好のまま下に降りてったよ？
何････本当に何なんだ！？
珍しく久しぶりに焦ってる
１人であたふたしてしまった
そしてその時だった
「き、京子ちゃ････マヨ！？」
シーツを持ったツナが慌てて部屋から出てきた
私の脳内にひとつの仮定ができる
『(････ツナが脱がせた？)』
その考えはツナの心に伝わったのか
それとも私の表情で伝わったのか
････ツナは滝のよーに冷や汗を流してた
『････････。』
「マヨ････あのι」
『････････。』
「その････えっと!ι」
『････････。』
「これには深ーいわけがあって」
『････････。』
「お願いだからそんな目で俺を見ないでぇ！！ι」
『････まぁそんなことアリエナイか《アリエテたら縁切りしたいとこだけど》』
「ははは････(何か聞こえたよぉι)」
で、事情を聞いてあげれば
なんでもリボーンが笹川さんに金を借りたらしくて返す為に家に呼んだんだとか
んで、ツナが何かして遊ぼーと言い出し何故かロシアンルーレットをやることになって
何故か装填されてた死ぬ気弾を笹川さんが受けてしまった
そして死ぬ気になった結果下着姿････
『つか死ぬ気になる時って下着姿になるんだ』
だからツナが笹川さんに告った時パンツ一丁だったわけか
････なるほどね
「そっか････俺が死ぬ気になるとマヨ倒れちゃうから」
････ってなんか２人して納得した雰囲気になったけど
『「和んでる場合じゃねー！！」』
顔を合わせて叫んだ途端････
「キャアアア」
母さんの悲鳴が響いた
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