ヒカルの碁
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「…ろ……きろ…おい……
名無しさん!起きろ!!」
『わぁっ!!』
「やっと起きたか、朝だぞ」
今、私を起こしてくれたのは猫のジン。
でも、何でこんな早くに、、
『どーしたの?こんな朝早くに、』
私の質問に呆れながら答えるジン。
「はぁ、学校だ。お前はまだ小学生だろ!
進藤と同じ学校だ。」
『学校!?ヒカルと同じなんだ、じゃあ急いで用意するね!』
そう言うと名無しさんは寝起きから一気に目を覚まし、用意をし、部屋の隅に置いてあったランドセルを持ち、部屋を出た。
学校への道のりは何故か頭に入っていて、神の仕業だろうと想像できた。
朝からバタバタした名無しさんだったが、ヒカルと同じと聞いて、ルンルン気分で行った名無しさんであった。