短編

□信じてるから
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ある日黒子はいつものように読書をしながら歩いていた。


桜井「黒子くーん!今日これ行かない?」

黒子「何ですか?」


黒子の答えにここぞとばかりに答える。


桜井「アイスの割引券もらって、今日までなんだぁ」

黒子「いいですね、それ。」


今日は彼女の名無しさんも僕も部活がなくて、久しぶりに一緒に帰れるのに僕はこっちをとった。

嫉妬、してほしくて。


けど、

『行ってらっしゃい』

名無しさんから帰ってきたのはこの言葉。



〜放課後〜

桜井「黒子くん、いこ〜♪」

黒子「えぇ、」

火神「あれ?黒子、名無しさんと帰んないのか?」

黒子「えぇ、今日はちょっと、では。」


名無しさんは僕が彼氏と言う自覚が無いのか?


火神「名無しさん、今日1人だろ?一緒に帰ろーぜ?」

『ごめん!彼氏以外と帰る気ないから♪』

火神「おまえは一途だなぁ」

『でしょ?じゃねっ』

火神「あぁ。じゃーな。(あいつ知ってんのか?)」


そう思いながら火神は名無しさんの後ろ姿を見つめた。

 
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