短編
□あなたと2人で
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『愛花チャン!』
愛花「!…名無しさんさん!!」
『今日も可愛いね♪』
愛花「そんなこと///」
私は名無しさん。
今照れてるのは不破愛花チャン。
真広とは全然性格が違って素直でいい子なんだよ♪
愛花「それより、お兄ちゃん呼んできますね!」
『あっ、待って!それより吉野とのこと聞かせてよ!!』
愛花「名無しさんさん///」
吉野と愛花は付き合ってて、真広には内緒!で、私は相談にのってるんだ♪
愛花「それが、最近デートすっぽかすんですよ!」
いきなりムッとした顔で答える愛花チャン
『本当?……きっと、真広と吉野なかいいでしょ?だから、その、バレないようにするの大変でしょ?』
私は一生懸命に言葉を見つけて答えた。
愛花「やっぱりお兄ちゃんの前で仲悪いフリするのも大変ですし、」
『よし!メールしよ♪吉野に!』
私は突然ながらも愛花チャンに提案した。
愛花「でも、なんて?」
困った顔をしながらも携帯を取り出す愛花チャン。
『次サボったらお仕置き、みたいな♪』
何故か楽しそうな私をよそに、愛花チャンはメールを作成しだした。