短編

□フリー
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『吉野〜』

吉野「名無しさん?」



名無しさんで〜す。
今とぼけた感じで振り向いたのは幼なじみの滝川吉野。


実は今吉野に恋してます♪
可愛さにやられちゃって///


―――――



『一緒に帰ろ♪』

吉野「うん!」


吉野と帰ることになると吉野が不意に聞いてきた。


吉野「そう言えば名無しさん、最近男といるのみないね。いつもは常に男といるのに……違うね。」


違うね。を強調して言った吉野に少しムッとしながら名無しさんは言った。


『だから、遊び辞めたの!!一途になったの!!恋したの!!』



吉野に!!、なんていえない私は今まで何人もの男と遊んで一度に複数付き合うのは当たり前だった。

吉野に恋してから今の私はずっとフリー。



吉野「ふーん。名無しさんに恋された奴大変だな。」


『ひどくない?そんな言わなくたって!!』


吉野「ごめん、ごめん。」


笑いながらふざけて笑う吉野とこうしているだけで今の私は嬉しい。



吉野「いつまでフリーに耐えられるか…」


興味なさそうに言う吉野。


『本気だから、ずっと!!』


吉野「まぁ、頑張れよ」

『うん♪』



 
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