短編
□なんなの?
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『いや………キャーーーッ!!!』
私の目の前には
怪しく笑い
ふいに見える牙……
吸血鬼………
吸血鬼「おまえいい血の匂いだ」
『いや!……こないで………』
―――――
私は黒主学園の
普通科の生徒で買い物を
黒主学園長に頼まれ
街に来ていた。
優姫ちゃんと仲良しで
学園長とも仲良しに
なったんだ♪
そらは晴れていたはずなのに
突然の雨……
最悪、と私は呟き
走って雨宿りをできる場所を探し、廃ビルの影に身を寄せた。
しかし雨で滑る道路に足を取られつまづきそうになり壁に手をついたとき、ケガをしてしまったのだ。
思いのほか破片は
深く刺さり血が流れた。
―――――