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□もう一人の住人
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夕方
立ち疲れて家に帰れば、閉めた筈の鍵が開いていた。
犯人は分かる。一人しかいない
「おい…デンジ」
「おー、オーバ帰ったのか」
「ただいま…っじゃなくて、勝手に上がり込むなって言ってんだろ」
人の家のソファにだらっと寝転がり雑誌を読むデンジ。
一言で言えば邪魔だ
「合い鍵造りやがって…」
「まぁまぁ、たまにしか会えないんだし良いじゃん」
「昨日もそういってたな。退け」
服を掴むと不機嫌そうに睨まれた。
俺が悪いわけじゃないのに理不尽過ぎる。
「ちっ…わかったよ、ヒョウタのとこ行くから」
「そうだな行け行け…ってなるか!!」
「今度は何に不満が?」
「恋人に浮気宣言なんて良い度胸じゃねえか」
「浮気?追い出したのはお前じゃないか」
いつまでもひねくれた口を聞くデンジ。
ガキかってんだ
「しかたねえ、泊まって行け。可愛がってやるよ」
「意味分かんないし」
「後に分かる」
「遠慮しよう」
「もうおせえよ」
このあとデンジはオーバに美味しくいただかれましたとさ。
阿保っぽい駄文サーセン
これでも頑張りました
でもサーセン(^p^)/