M.S.N @ミルステ

□死神の星
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・・・ここは?どこだ。
何もない世界。
辺りには、真っ白な大地が広がっているだけだ。

大地だけではない。
視界に入る物全てがモノクロ。
雲も草木もみんな白黒だ。
まるで生気を失っているような…。

そんなことより、僕は、確か死んだ…?
いや、それじゃ何でここに・・・

いやっ、思い出したっ!
確かイエローボックスの後…だ、誰かに追われて…確か…だ、駄目だ記憶が・・・クソッ!一体どうしたんだ…僕は。

ドサッ

向こうに何かが落ちたぞ。

?『・・・なんだ?』

・・・…黒いノート?

?『ん?・・・何か書いてある』

D E A T H N O T E

使い方…このノートに書いた人間は死ぬ
顔が頭の中に浮かばないと効果は得られない…

ノートを手にした瞬間、電流のように様々なキーワードが彼の体中を駆け巡った…!

・・・…デスノート…・・・神・・・…心臓麻痺・・・…キラ…・・・ヨツバグループ・・・…メロとニア・・・…ジェバンニが一晩で・・・…松田…・・・L・・・

彼は"夜神月"。かつてデスノートを使い、犯罪者を裁いていた。『キラ』として裁きを続けた彼だったが、世界的名探偵Lが捜査に乗り出す。

しかし、Lは『キラ』に敗れ、月が新世界の神として君臨した。

やがて、ニアとメロによる様々な計画により、夜神月はキラだと判明。デスノートの落とし主死神のリュークは、キラの名前を書き夜神月を殺した。

――もうお前は終わりだ。ここで死ね。結構長い間、互いの退屈しのぎになったじゃねぇか。色々面白かったぜ――


月『そうか…全部思い出したぞ・・・。確かに僕は死んだ…しかし、ここは?しかも何故デスノートが・・・いや、それよりもリュークだ!あの死神め、僕の名前をノートに書きやがって!!』


その時、どこからか声が聞こえた…

?『選ばれし者達よ、お前等は見事この世界に選ばれたのだ!ここにいる奴らに今から説明するっ!ここは死後の世界だ。通称・希望の星とも言われている。この星は100年に一度の復活祭という儀式が行われている…お前等は見事選ばれたのだぞ!まぁ、無理に理解しなくてもよい。ただし、ここに来たからには条件がある。以下お前達の目の前に石碑を出す!それをよく読んで従うが良い!!因みに私はこの星の大幹部アーバインだ!それでは、皆の衆グッドラッグ!!』

月『やはり、ここは死後の世界なのか・・・』

月のいるところから少し離れた所でもその声は聞こえていた。

ルルーシュ『クッ、一体何なんだ!!ここはっ、死後の世界だと?・・・笑わせてくれるっ!』

ある者は怯え、ある者は叫び、またある者は笑っていた。

?『そうか…俺は死んだのか…』

?『私は滅びぬ何度でも蘇るさっ!』

?『チッ何故俺が選ばれるんだ…』

その後皆の目の前に石碑が現れた・・・。

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