†書斎-壱†
□とある館の噺
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ー夜の帳が降りるとその館は霧の中から現われるー
門扉の2つの燈灯(ランプ)に火を灯し、お客様が迷わぬよう目印に致しましょう
お客様がお見えになられたら紅茶と当館自慢の焼き菓子でおもてなしを‥
談笑しながら語らいましょう?
申し遅れましたが私、当館の主をしております
皆様は私を伯爵と呼んで下さいます
そう言って[彼]は微笑んだ
ー此処は黒猫館
ミステリアスな雰囲気の主が住まうちょっと不思議な館…
夜の帳が降りて霧が晴れたら灯りを探してみると良い
もしかしたらアナタは逢えるかも知れない
不思議な館の主に‥
fin [とある館の噺]