市日小説 長編  〜千年君を愛す〜

□第六章 眠り
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お願いがあるんだ、俺を忘れてくれ

もうあなたを傷つけたくないから



お願いがあるんだ、俺を許さないでくれ

あなたの運命の歯車を狂わせた、罰だから






お願いがあるんや、どうかボクの傍から居なくならないで

君との時間が愛しくなるから



お願いがあるんや、ボクを許さんといて

君を想い出されへん罰やから
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