REBORN!

□かまって 雲雀side
1ページ/2ページ


おそらく抜け出してきたか、珍しく仕事が速く終わったのか 綱吉は僕の部屋に来て僕のほうをじっと見つめていた。

「恭弥さん、今日は天気いいですね。」
「そうだね。」
僕は処理中の書類から目を離さず答える。

「…恭弥さん、今日も外あったかそうですよ。」
「そうだね。」

「……恭弥さん、オレ今日珍しく午前中に任務も書類整理も終わったんですよ。」
「そう。」

「………恭弥さんも今日の任務はもう終わってますよね。」
「任務はね。」

「恭弥さん」
「何?」
「…………」
ちょっと泣きそうになってるツナ。

ハァァ
この顔には弱いんだよね…

「そんなに外に行きたいの?」
「…それもありますけど、恭弥さんにかまってほしいんです。」
何でこんなにかわいいんだろう…

「まったく、ほんとに君はしょうがないね。まぁこれで最後だからかまってあげるよ。」

「ホントですか?」
勢いよく顔を上げる君がとても愛おしい。

「うん、だからいつまでもそんな顔しないでよ。…で、どこ行きたいの?」
そう聞くと顔を真っ赤にして上目遣いで

「…やっぱり外はいいです。そのかわり、ギュッてしてください///」
……もう、なんなのこの子。僕を殺す気?

赤くなった顔を見られたくなくて、同じくらい赤くなった君を後ろから抱きしめて
「・・・ねぇ綱吉、あんまりかわいいこと言うと食べるよ?」

「ヤッ、オレ別にそんなつもりじゃッn「問答無用、イタダキマス。」

「イヤァーー///」


この後?

もちろん僕がおいしくイタダイタヨ。



                end

next後書き
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ