REBORN!
□かまって 雲雀side
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おそらく抜け出してきたか、珍しく仕事が速く終わったのか 綱吉は僕の部屋に来て僕のほうをじっと見つめていた。
「恭弥さん、今日は天気いいですね。」
「そうだね。」
僕は処理中の書類から目を離さず答える。
「…恭弥さん、今日も外あったかそうですよ。」
「そうだね。」
「……恭弥さん、オレ今日珍しく午前中に任務も書類整理も終わったんですよ。」
「そう。」
「………恭弥さんも今日の任務はもう終わってますよね。」
「任務はね。」
「恭弥さん」
「何?」
「…………」
ちょっと泣きそうになってるツナ。
ハァァ
この顔には弱いんだよね…
「そんなに外に行きたいの?」
「…それもありますけど、恭弥さんにかまってほしいんです。」
何でこんなにかわいいんだろう…
「まったく、ほんとに君はしょうがないね。まぁこれで最後だからかまってあげるよ。」
「ホントですか?」
勢いよく顔を上げる君がとても愛おしい。
「うん、だからいつまでもそんな顔しないでよ。…で、どこ行きたいの?」
そう聞くと顔を真っ赤にして上目遣いで
「…やっぱり外はいいです。そのかわり、ギュッてしてください///」
……もう、なんなのこの子。僕を殺す気?
赤くなった顔を見られたくなくて、同じくらい赤くなった君を後ろから抱きしめて
「・・・ねぇ綱吉、あんまりかわいいこと言うと食べるよ?」
「ヤッ、オレ別にそんなつもりじゃッn「問答無用、イタダキマス。」
「イヤァーー///」
この後?
もちろん僕がおいしくイタダイタヨ。
end
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