合同

□June Bride 〜六月の花嫁〜
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「六月って雨多いからやだよね。ただでさえ髪がボサボサなのにさらに湿気って・・・ハァ」

ため息をつきながら憂鬱そうにツナが言った。

そんなツナに隼人は、

「そうですねぇ・・・でも六月って言えば『アレ』がありますね。」

「『アレ』って?」

「June Brideですよ。」

「じゅーんぶらいど?」

「『六月の花嫁』ですよ。」

「あぁ、六月に結婚すると幸せになるってやつ?」

「はい!ちょっと憧れませんか、十代目?」

「・・・うん、でもオレ相手に問題が・・・・・・」

「・・・そっすね、アイツが聞いてくれるとは思えないです。」

二人が思う人物・・・そう、例の最強(凶)の守護者殿です。

「あの雲雀が・・・そういうのを気にするとは思えませんね。(苦笑)」

「うん、しかもそんな事言ったら『綱吉は僕が幸せにするんだから問題ないでしょ。』とか言いそう・・・」

「山本はまず知ってすらいないと思いますよ?(苦笑)」

「え〜、さすがにそれくらは・・・・・・微妙なところだね。(苦笑)」

二人して苦笑いするしかない。

「まぁでも、まだ先の話だから、そのときになってまた考えようよ。」

「はい、あと十年もすればきっと話くらいはまとまってますよ。(笑)」


               end

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