合同
□June Bride 〜六月の花嫁〜
1ページ/3ページ
「六月って雨多いからやだよね。ただでさえ髪がボサボサなのにさらに湿気って・・・ハァ」
ため息をつきながら憂鬱そうにツナが言った。
そんなツナに隼人は、
「そうですねぇ・・・でも六月って言えば『アレ』がありますね。」
「『アレ』って?」
「June Brideですよ。」
「じゅーんぶらいど?」
「『六月の花嫁』ですよ。」
「あぁ、六月に結婚すると幸せになるってやつ?」
「はい!ちょっと憧れませんか、十代目?」
「・・・うん、でもオレ相手に問題が・・・・・・」
「・・・そっすね、アイツが聞いてくれるとは思えないです。」
二人が思う人物・・・そう、例の最強(凶)の守護者殿です。
「あの雲雀が・・・そういうのを気にするとは思えませんね。(苦笑)」
「うん、しかもそんな事言ったら『綱吉は僕が幸せにするんだから問題ないでしょ。』とか言いそう・・・」
「山本はまず知ってすらいないと思いますよ?(苦笑)」
「え〜、さすがにそれくらは・・・・・・微妙なところだね。(苦笑)」
二人して苦笑いするしかない。
「まぁでも、まだ先の話だから、そのときになってまた考えようよ。」
「はい、あと十年もすればきっと話くらいはまとまってますよ。(笑)」
end
→next おまけ