小論文
□なぜタコは滑るのか?
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タコ・・・それは滑るもの。
そのような考えはみんなもっているものだと思う。そこで私はその秘密にせまってみることにした。
まず私はタコのギャグを客観的にみてみることにした。具体的に言うとキレ、勢い、ワードセンス、タイミングの四点だ。
まずはキレから行こうと思う。キレはかなり持っている。これは意外なことである。ふつう滑るギャグはキレがないものであり、キレがあるほど面白くなるからだ。しかしタコのギャグは滑るにもかかわらずキレは持っていた。
次は勢いだ。これまた意外なことではあるが、タコのギャグはとてつもない勢いを持っている。勢いも基本的には面白さに比例するものである。勢い、キレだけの観点から見るとタコのギャグは面白いはずなのだがなぜ滑っているのだろう。その答えはつぎから判明していく。
問題のワードセンスだ。これはとてつもなくわるい。聞いている側からすると「スミ!」や「八本足」といわれても何がなんだかわかったもんじゃない。よって面白いという感情がうまれるわけがないのだ。
最後はタイミングだ。これも悪い。かなり悪い。意味の分からないタイミングではよくギャグをいうのだが、ここぞという時にはのがす、美しいほどだ。
ワードセンスとタイミングのおかげでタコのギャグはとてつもなく面白くないないものになっている。キレと勢いはいいのだかマイナスの要素が多すぎるのがタコのギャグが滑る要因だと考えられる。