テニスの王子様 Book

□ジャッカル桑原
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授業中は私の絶好の睡眠時間。
常に寝ているので、先生も諦めているらしい。
……でも、必ずと言って良いほど私の眠りを妨げる男がいる。




「───…ぃ、おい、起きろよ、ミョウジ。」

「…─ん…?…ジャッカル…?」




その男……ジャッカル桑原は決まって私を起こすのだ。
私が何回も何回も寝ても、必ず起こしてくれる。
今ではそれが日課になり、私としては嬉しかったりするのだ。
だって、先生から見放されてもジャッカルはいつも私を気にかけてくれてるってことでしょ?




「いい加減起きろよ。」

「んーー…ジャッカルがちゅーしてくれたら起きる。」

「な…!!ば、バカな事言ってねぇで早くしろ。移動教室だぞ。」




貴方をからかうのも、私の日課。


いつもありがとう、ジャッカル。


そして私は彼にこう言うんだ。




「おやすみ。」







夢から引き戻してくれるのは
いつも君だね

(また寝るのかよ!!)
(ナイスツッコミ……zzz)





 
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