宝もの

□ビックリ動物
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サスケ「というわけで」

サナイ「どーゆーわけだよ」



サスケ「兎さん持ってきましたー!」バッ

サナイ「Σうわっ!」ビクッ



突然サスケは箱をオレの目の前に突き出した。



サナイ「ビックリするじゃないか!」

サスケ「まだビックリするの早いよ」


サナイ「…?」


オレはマユをひそめる。





サスケ「この中に兎さんがいるから、出して遊んでよサナイ」

サナイ「何で遊ばなきゃならないんだよ…」


サスケ「動物と戯れるのもいいことだよ、サナイにならすぐ懐いてくれるよ」

サナイ「オレは動物に好かれやすいのか?」

サスケ「まだ動物とふれあったことないだろうから明確じゃないね」


サナイ「なら襲いかかってきたら」

サスケ「兎さんはそんな凶暴じゃないよ、サナイと違って」


サナイ「最後のよけいだ!」


サスケ「ハハハ」








箱を渡された。



サスケ「さあ開けてサナイ」


サナイ「ああ」



おそるおそる開けてみる…







――ビヨョーンッ



サナイ「うわぁっ!!!」ビクッ




箱を開けたら…妙な人形が飛び出してきた。




サスケ「アッハハハ!!ひっかかった!」



サナイ「っ………サースーケー!!!」




何だこれ!ビックリ箱!?



サスケ「アハハ…ビックリ箱ビックリ箱!」


サナイ「やりやがったかコラー!」




サスケとオレの追い駆けっこが始まった。




『ビックリ動物』-END-
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