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□死期檻々
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「夕焼けも朝焼けもない世界は寒くて、心が凍えそうです」

ルプイチ中編『夕焼けは藍色の帳を連れてくる』を閲覧してくださり、ありがとうございますっ!
執筆者の四闇和葉です。Twitterでは沙羅と名乗っています。

この作品。元々は、ルプスさんの産みの親であるしるしんさんの「ルプスさんが突き放す話もいいかも」という提案から出来た物語です。
これを書くまでの小話は、イチコがルプスさんに甘えてばかりいましたので、たまにはちょっとお仕置きしようと思い至った次第です。

内容的に突き放してるのイチコの方ですけどね。
中では書いてないけど、冒頭前で「お前まで俺の神経を逆撫でするような事をするな!」みたいな事をルプスさんは言ったんじゃないかなと勝手に思ってます。他にどんな事言ったんだろう。「何度言えばわかるんだ」みたいなやつかな。
はたして、この物語はイチコへのお仕置きになったのでしょうか。
ルプスさんが頭を悩ませてばかりの一週間になっているような、いないような……。

この作品を書いている間、dorikoさんの「君のいない世界には音も色もない」と「サクコロ」を聴いていました。イチコパートを書いてる時は「青色吐息」を聴いてました。それぞれ、ミニアルバム「君のいない世界には音も色もない」に収緑されているので、ぜひ聴いてみてください。

フォレストverだと、扉ページ含めて19ページと長い中編ですが、実はカットしたシーンが多かったりします。
一番カットしたシーンが、二部にあるモニター室でのやり取りですね。
イチコバカが勢揃いしている奇跡のシーンです。
カットした理由は「無駄話が多いから」です。
カフェオレが「想像してごらん。五歳のイチコが浴衣を着て、舌足らずな声で名前を呼びながら寄ってくる様を」と言い出せば、コウテイが「やっぱり、嫁に出すのやめる!」と騒ぎだし、終わりが見えなくなったのでばっさりとカット。
こいつら集まるとダメですね。
何がダメって、全体的にダメですね。

無事に仲直りしたルプイチですが、イチコはこのあとインフルエンザにかかります。
その時の様子も余力があれば書きたいですね。

では、次回作で。
オー ル・ヴォワール。(また会いましょう)
2017年9月19日 四闇和葉
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