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□死期檻々
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クリスマスのシー(11月平日)にやって来たマガカフェ。久しぶりのディズニーでちょっと浮かれぎみのカフェオレと、久しぶりのデートで浮かれてるマーガさん。開園一時間前からゲートにスタンバイ。片手にToday、片手に携帯。(公式HPを直ぐ確認出来る状態) 最強装備でいざ冒険とイマジネーションの海へ。
インパした二人が向かう場所は、カフェオレの推しであるドナ先輩とグリができるサルードス・アミーゴス!。歩くの嫌だとカフェオレが言うので、ハーバーからスチーマーラインに乗ってロストリバーデルタへ。
海上を移動する船の中から、ハーバーの街並みを見るカフェオレ。彼女が珍しく笑顔を見せていたので、こっそりと横顔を写真に撮るマーガさん。が、シャッター音でバレてどつかれた。
ロストリバーデルタに着いて、サルードスの列に並ぶマガカフェ。待ち時間は約35分。大好きなドナに会う緊張からか、胸を押さえてはらはらしてる。→
カフェオレ「どうしよう、マーガ。心臓が痛い……!胸が裂けそう……!ドナ先輩と何を話せばいいんだ……!先輩可愛い……!胸が痛い……!裂ける……!」 マーガ「はいはい。(この彼女、俺との初デートの時よりも緊張してないか?)」
やっとこさドナ先輩と対面。緊張しつつも先輩とハグしたり、サイン貰ったりするカフェオレ。可愛かったのでこっそりとツーショットを撮るマーガさん。今度はばれなかった。キャストさんにスリーショットも撮ってもらって、先輩と別れる。
インディのファストパスを取ったマガカフェは、その足でマーメイドラグーンシアターへ。アリエルを見て落ち着いたのか、ほっと息をもらすカフェオレ。自然とマーガさんに寄りかかって鑑賞しているので、今度はマーガさんが緊張する番。辺りが暗くて助かった。頬が赤くなっていたから。
ラグーンシアターを後にして、インディの時間まで近くのショップで時間潰し。カフェオレがあとで買うお土産を吟味している間、マーガさんは先程撮ったカフェオレとドナ先輩の写真の現像を注文。我ながらよく撮れてるなあと自画自賛していたら、背後に気配…………。
(マーガさんの襟首引っ張りつつ)、カフェオレ「こんな場面まで撮ってたのか……!?」←恥ずかしさで顔真っ赤。
マーガ「ぐぇぇ。首が絞まる……!」
写真を注文していたらインディの時間に。だが、カフェオレのご機嫌は斜め。マーガ「すみません、もうしません。ほら、インディ終わったらチキンレッグ買ってあげるから。ね?機嫌直して?」 カフェオレ「……チャンドゥテールも食べたい」マーガ「わかった買います、何でも買います」
約束通りチキンレッグを買ってもらって満足そうなカフェオレ。がぶがぶと肉を頬張る彼女の隣で、マーガさんは公式HPに載っているアトラクションの待ち時間とにらめっこ。「ファストパス取れる時間だけど、どれ取ろうか……」まだ発券中のパスは、センター、タワテラ、海底二万マイル。トイマニは発券終了。
マーガ「試しにタワテラ取ってみる?」カフェオレ「却下」マーガ「即答!?……さては、アリサさん。垂直落下苦手?そういえば、センターも乗りたいって言わないね」カフェオレ「うぐっ」マーガ「ふーん、なるほどー」←弱点見つけて楽しそうである。
カフェオレ「そ、そんなに言うなら乗ってやらん……でもない……けど…………」←ちょっぴりビビってる。
マーガ「強がらない、強がらない。2万マイル取ろうか。それ取ってから、ケープコッドとウォーターフロントの方散歩しましょう」カフェオレ「う、うん…………」マーガ「このルートだと、アラビアンコーストは夕方辺りかな。夕食はカレーにしようか」カフェオレ「異議無し」チキンレッグは綺麗に平らげました。
ケープコッドの灯台を背景に写真を撮ったり、浮き輪まんを食べたりした後、ダッフィー専門店に立ち寄る二人。だが、大混雑で直ぐ退散。カフェオレ「平日でもここまで混むのか……おそるべしダッフィー……」マーガ「ダッフィーならスクルージおじさんのお店にもあるから、そっち行ってみよう」
散歩を終えてハーバーでお土産を買いロッカーに預ける二人。2万マイルにも乗って、もう夕方。ぽつぽつと灯りがつき始めたアラビアンコーストへ足を踏み入れる。お腹が空きはじめたのでまずカレーを食べに行く。マーガ「甘口?」カフェオレ「(無言でうなずく)」
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