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□死期檻々
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 頭が疲れたのか。マガカフェをクリスマスのシーに。ルプイチ、マオピスィを七夕のランドに小一時間送り込んでいた。ああ、すっきりした。

 マガカフェは夜の花火をリドアイルから見て欲しい。冬のシーズンだから、カフェオレが身体を寄り添えていると尚良し。 兄弟カップルはウェスタンランドシューティングギャラリー行って、射撃してきて。10発全弾命中するとピンバッチ貰えるぞ。一発目からイチコは外しそうだけどな。

 ポップコーンバケットを持ってそうなのは、マオさん、イチコ、カフェオレかな。イチコはルプスさんに「味見してみる?」って感じで、一粒か二粒くらいあーんして食べさせて。

 ルプイチディズニーは七夕期間中だから、短冊を書ける所が実際に用意されていてだな。(私はまだ書いたことないんだけど) イチコは無難な事書いて、ルプスさんはイチコに読まれないように英語で書くといい。

 短冊を書いたあとミッキーたちの書いた短冊を見に行くルプイチ。でも英語で書いてあってイチコには読めなくて、ルプスさんに訳してもらう。「ミッキーは何て書いてるの?」←めっちゃ期待してる目「…………(無難過ぎて、逆に訳しにくい)」

 ドナ推しのカフェオレに頼まれて、キャンプ・ウッドチャックのドナ先輩のぬいばを買いに来たイチコ。お揃いで自分の分も買おうとしたが、金額の高さに愕然とする。「(に、2200円だと……!)」→

 イチコ「いやでも確かに、いつものぬいばより大きいし、金額的には合ってる値段なんだろうけど、でも2200円……!二つ買ったら、お財布が一気に寒くなるー。でも可愛いしなあ。どっちにしても、アリサ姉ちゃんには買わないとだし……」→

 ワゴンの前でもだもだと悩むイチコに見かねて、ルプスさんが黙ってぬいばを二つ奪い取り、代わりにお支払。 イチコ「ルプスさん……!」 ルプス「“長い”さっさと決めろ」

 ホーンテッドマンションに行くルプイチ。乗る前にカフェオレが言っていた都市伝説を語るイチコだが、言ってて自分で怖くなって、乗る頃にはあわあわとしていて、乗ってから終始ルプスさんの腕に引っ付くイチコ。→

 イチコ「あの廊下だよー!男の子の幽霊が出るって噂があるのー!無理ー!直視できないー!」 ルプス「わかったから静かにしろ」(腕に関しては特に何も言わない)

 さんざん遊んで食べて疲れたのか、最前列でエレパレの推し(ミッキー)を見送った後うっつらうっつらとするイチコ。舟を漕いだり、眠気を飛ばすように頭を振ったりする彼女を、ルプスさんが微笑しながら見てる。 ルプス「眠いのか?」イチコ「うーん……」

 花火も見てワンスも見て、さあ閉園時間。お土産が大量に入ったショッピングバッグはルプスさんが持ってさあ退園。ホテルに向かうバスの中で、ルプスさんがバッグの中からグッズの入った袋を1つ取りだし、イチコに渡す。→

 イチコ「なあにこれ?」ルプス「“土産……。”開けるなら、ホテルに戻ってからにしろ」イチコ「今じゃだめの?」ルプス「だめだ」と言って、イチコから顔そらすルプスさん。ちなみに、中身はガラスの靴。「(開けなくても袋越しでわかるだろう)」

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