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□死期檻々
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▼カフェオレ+2693+2106

2693「カフェオレちゃん、作業終わったよ」
カフェオレ「いつも丁寧で助かる、2693。あちらにお茶とお茶請けを用意してある。他が終わるまで待っていてくれ」
「今日は一段とVIP待遇だねえ」
「糖分補給をしてもらっているからな。今日はその礼だ、ゆっくり休んで、」
ちゅどーん!“作業場が爆発した音”
2106「またやっちゃったー」
「……すまない、2693」
「なんだい、カフェオレちゃん」
「もう少しだけ、手伝ってもらってもいいか?」(遠い目)
「うん、いいよ」(遠い目)


▼ノア+マーガレット
奴に惚れる前

ノア「最近、看守の間で恋人を作るやつが増えてきたな」
マーガ「僕には、何がいいのかわかりませんけどね。看守同士で気苦労多そうだし、なによりうちの女性たち癖が強いですから」
「看守という職業柄、気が強いというか度胸のあるやつが多いのはまあ確かだろうなあ」
「武器を隠し持ってたり、戦車乗り回したりとか」
「戦車はまだだろ」
「まだって事はやる予定はあるんですね」
「今度の囚人護送の護衛で使うそうだ」


▼カフェオレ+マーガレット
惚れる前

カフェオレ「マーガ。今日が誕生日と聞いたが本当か?」
マーガ「そうですけど」
「耳をかせ」
「?はい」
カフェオレ“背伸びして”
「おめでとう」
「…………ッ!」


▼マーガレット+1010+1217
駆け込み寺

マーガ「トトさん!僕、カフェオレさんに告白しますっ!」
トト「え?何て?もう一回言って?」(将棋中)
ニイナ「こう、こう、こう……。トト、大手だぞ」
「ちょっ!勝手に駒を進めるなや!」
「告白しますっ!いいですよね!?」
「そっちも待って!」


▼ノア+マーガレット+1010
奴に惚れたあと

ノア「なあ、知ってるか」
マーガ「なんですか」
「今度、非番の看守で合コンするらしいぞ」
「へぇー。で、なぜそれを僕に?」
(通りすがりの)トト。「マーガさんは合コン行かへんの?カフェオレちゃんも呼ばれてるで」
「マジですか!?ノアさん、合コンの幹事って誰ですか!僕も行きます!」
「その前に、なぜ彼女の名前を聞いて食いついた?ちょっと前は無理って言ってただろう」
「男には気の迷いというものがあってだな!あの時の僕はどうかしていた!」
「(2つ上と今回の)やり取りの間に何があったのかは聞かないでおく」
「えー。楽しい物語やでぇ、もったいない」


▼ラズ+レモン+カフェオレ
看守寮大浴場にて

レモン「あっせんぱーい。出張お疲れ様でーす」
ラズ「…………帰ってきて早々に会うのがお前とか…………」
「いいじゃないですかぁ。あっ、カフェオレさんも洗い場にいますよ」
カフェオレ「…………おかえり、ラズさん。…………相変わらず小さいな」
「今、どこを見て小さいと言った?胸か胸なのかっ!」
「胸だ」
「そこは空気を読んで身長と答えろ!この牛乳(うしちち)が!」


▼ラズ+ミュリエル+カフェオレ+レモン

ミュリエル「あら〜。牛乳って私も入ってる〜?」(後ろからぎゅうー)
ラズ「ひぃっ…………!胸が…………頭に…………(乗ってる)」
カフェオレ「見ろ、レモン。あれが本当の牛乳だ。近づくと潰されるぞ」
レモン「羨ましい〜」


▼6103+8369+カフェオレ

ミロク「あら、ムトーちゃん。ずいぶんと可愛い格好してるわねえ」
ムトー「褒められてるけど、凄い屈辱です」
カフェオレ「洗濯係の不備でな、6103含め男性囚人の洗濯、乾燥が間に合わなかったんだ」
「それでメイド服なのねえ」
「置いたやつ本当に誰だよ!せめてメイド服じゃなくてタキシードとかにしてくれよ!」
「タキシードも大分目立つぞ」
「同じ目立つでも意味が違う!」




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