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□０１
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泊まりでテーマパーク。泊まりでテーマパーク。泊まりで……。
悶々としたどり着いた結論に、黒影はハッとする。
マスター達は、恋人同士だ。
同棲もしている。
が、恋人同士でやる事を全部していない。
何時だったか、自分で言った言葉を思い出す。
『同棲してるのに子作りまだとか……。』
「マスタァァァッー！」
突然、黒影は声を上げて沙羅を呼ぶ。
沙羅はびくりと体を震わし、どぎまぎとしながら黒影を見た。
「何だよ、突然！いきなり大声出して。」
「マスター明日……子、子作り、すん……の？」
「…………は？何を言い出すんだ、お前は！」
べしっと、沙羅は黒影の頭を叩く。
壊れないように手加減して。
それでも、黒影は十分痛かった。
「まあ、でも……。」
ぼそりと、沙羅は言葉を続ける。
殴られた頭を押さえながら、黒影は首を傾げながら主人を見た。
「やるかもね。」
（その辺はあいつ次第だよ。）
（マスター俺、気まずい。）