詩。


◆奇跡 

欠片を探してた

いつもいつも僕が
大切にしていた宝物

いつの間にか消えて
僕は必死に探してた

色々な場所に行って
色々な人に聞いて

それでも見つからず
諦めかけた時…

誰かが宝物を持っていた

見つかったんだ

その嬉しさとそれ以上の

涙が出るほどの嬉しさ

君に出会えた奇跡




.

2011/01/09(Sun) 18:16 

◆堕ちる訳 

暗闇の中にひっそりと息を潜める

もう何年も光など浴びたこともなく

光の存在すら消えかけていた

日に日に

下へ下へ 奥へ奥へ

と進んでいく

光を遠ざけるようにして
暗闇へと消える

私に光なんて似合わないわ
俺に光は存在しない

と言うように
自分にも光がなくなりかけて

そのうち
どん底に落とされるのだろう

この生暖かい感覚は誰の血?
自分の血かもしれない

頬に伝う水は何?
眼から出る涙かもしれない

愛せず愛されず
裏切り裏切られ

一体自分には何が残るのか










それは
残された者にしか解らない

孤独



.

2010/10/19(Tue) 16:21 

◆生きる意味 

毎日同じような生活に
嫌気がさした

自分の居場所は何処にもなくて
ただ時間が過ぎていく

何の為に生きて
何の為にいるのか

ワ カ ラ ナ イ

自分がいなくても変わらない生活

誰も自分を必要としない

こんな人間が生きる意味って何
無駄にならないの

関われば吐き気のするような奴らばっかりで

結局みんな同じ

嫌いだ
大っ嫌い

そうやって自分の心を蝕んでいく

なんて下劣な

臆病なだけの自分が




明日を待つことが
赦されるのだろうか




.

2010/09/25(Sat) 23:17 

◆戦慄-メロディー- 

君が奏でる戦慄に

僕は惹かれた

楽しそうに弾く表情も
音楽に合わせて変わる表情も

全てが素敵だった

失敗なんて気にならないほど

僕は君に惹かれ
君が奏でる戦慄に惚れた



.

2010/09/02(Thu) 20:56 

◆束縛 

見えない糸で

心も躯も

全てを縛られている

そんな感覚

切りたくても切れない
離れたくても離れられない

僕がいけなかったの
僕が近づいたから

そうなの

言うにも言えなくて

それは

傷付けるのが怖いから
傷付くとわかっているから

弱い自分が此処にいて

結局は何時までも引きずって

諦めてもらうのを待っている自分がいる

嫌われることをして
早く嫌いになるようにと

願っている

関わらなければ
冷たくすれば

相手も離れていくだろう

解放されるかもしれない

思いだけが募って

何も出来ずに

ただただ

日は過ぎて

見えない糸はきつくなるばかりで

僕は

これから

どうすれば





.

2010/07/28(Wed) 00:09 

◆思い出せば 

いつも俺は悪者で

誰ひとりとして
誤解を解く者はいない

信じようと思う奴もいない

何故…

敵を作りたくて作っているわけじゃない

皆離れていく

いつの間にか俺は独りで

助けを求めても

誰も助けてはくれない

何がいけないのか

わからない
わからない
わからない

裏切られ
引き離され
闇へと堕ちていく

救いの手などあるわけもなく

ただ堕ちていく

もう…

光のある場所へ戻ることは出来ないのだろうか…

2010/06/14(Mon) 19:03 

◆いつも同じで 

君には伝わらないのに

周りには伝わっていく

遠回りして君への想いは伝わるけれど

そのせいで君との距離が少しずつ離れていく

自分が想いを伝えて終わるならいい

でも…

何も言わずに離れられるのは傷付く

その度泣いてしまう自分はなんて弱いのだろう

嫌いなら嫌いと

素直に言ってほしい

それ以上に傷付くことはないから

人を通して嫌われていると知ってしまう気持ちは

とても悲惨で

君を諦めなければいけないと言われているようで

涙が止まらない

何故いつも同じ結果で終わってしまうのだろう

違う結果は…

自分に幸せは…

ないのだろうか

2010/05/09(Sun) 22:44 

◆だけどやっぱり 

大好きな人に想いを伝えた

報われたことなどない自分が
今回に限って報われるはずもなく…

分かっていたことなのに

それを覚悟で気持ちを伝えたのに

何故…

何故こんなにも…

涙が出るのだろう
胸が苦しくなるのだろう

頭で理解していても
心は素直だ

最悪だ
みっともない姿の自分が
今ここにいる

あの人に見られなくて良かった

泣いているとすぐに心配するから
困っているとすぐに助けてくれるから

とてもとても優しい人だから…

そんな貴方が…



大好きだった




.

2010/05/03(Mon) 22:41 

◆心 

君はいつでも僕の心配をしてくれる

辛い時 泣きたい時

気持ちが溢れてしまった自分を

優しく慰めてくれる

僕はそんな優しさが嬉しい

でも…強くならなきゃいけない

頼ってばかりではいけない

君に迷惑はかけたくない

辛くなったら泣きたくなったら

いつでも頼っていいと君は言ってくれるだろう

だけどそれじゃ駄目なんだ

自分は強くならないと

一人でも生きていけるように

強くならないと…

弱い自分がここにいる

君がいるから自分自身が保たれている

出会った期間は本当にまだ短い

でもね、君以外にこんな事言ったことないんだよ

不器用だけど優しい君

僕…もっと強くなるよ

そしたら君は褒めてくれるかな…?


.

2010/01/24(Sun) 15:12 

◆別れ 


君に出会い

君に惹かれ

君に恋をした

一緒に笑った時間も

一緒にいた時間も

僕は大切だった


君に会えない日は不安になった

でも

君の声が聞けただけで僕はとても安心出来た

君の存在が僕を救ってくれる気がした

何に対しても前向きに生きていける気が…

だけど…

そんな思いはいつまでも続くわけではないと知った

いずれ思いがすれ違うことがある

その時は素直に僕から身を引くことを覚悟していた

君をいつまでも僕で縛り続けることで

君を傷付けてしまわないように

それでも

もう一度君と僕が出会えることを願う



.

2010/01/15(Fri) 19:00 

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