詩。


◆いつだってそう 

  どうしていつも
  君と僕の間には
  大きな境界線が
  あるんだろうか
  君に触れた指先
  僕の手は震えて
  君の手の温もり
  握り締めたって
  握り返さない君
  手を振り払って
  境界線を引く君
  僕はその現実に
  傷付いて泣いた
  君は僕に対する
  気持ちもなくて
  想いも届かない
  迷惑かけてまで
  何してんだろと
  一人悩み続けて
  行き着く先ほど
  暗いものはない
  君が怒ったこと
  理解できるけど
  それ以上に僕は
  ただ君と一緒に
  いたかったんだ
  本当の気持ちを
  伝えたからなの
  声が怒ってるよ
  やだよ笑ってよ
  苦しいんだから
  悲しいんだから
  ちょっと触れて
  君と目が合って
  その手を離すと
  君はさりげなく
  でもあきらかに
  僕から離れてく
  なんで避けるの
  僕が嫌いだから
  迷惑かけたから
  どうしてなにも
  教えないように
  僕から離れるの
  繋いだ手はまだ
  期待してるんだ
  いつか君からの
  答えが来るかも
  見ているだけで
  少しは変わって
  それが重なれば
  君との思い出が
  増えるかもって
  だけどもう無理
  これからは君を
  見るだけにする
  無理矢理会って
  沈黙が続くなら
  すれ違った時に
  笑ってくれたら
  それだけでいい
  わがまま言えば
  君は嫌々ながら
  来てくれるけど
  そのときの顔は
  僕は大っ嫌いで
  君を好きなのに
  矛盾ばっかりで
  本当嫌になるよ


.

2011/10/28(Fri) 11:41 

◆だめだよね 

僕が無意識に
上を向いてしまうのは
見るとそこには
いつも君がいたから

こんな近くに
君の顔があって
目が合うたびに
お互い笑って

君の香りが
心地好くて
いつまでも
近くにいた

照れる君が
かわいくて
嬉しくなる

バイバイが
こんなにも
さみしいと
思える日が
来るなんて


.

2011/10/23(Sun) 17:44 

◆たかが人生されど人生 

僕の人生は
おみくじに例えれば"凶"
端から見ても不幸な奴
そんな僕の人生は
汚点しかない

消したい過去
微かに残る記憶
いらない思い出

全てやり直したい

毎日あの時こうすればああすれば
なんて考えの繰り返し

運命を変えてやる
そう思うこと自体
運命に沿っている
変えることなんて
無理に決まってる

僕の願いが叶わないのは
誰かのせいじゃない
もちろん
僕のせいでも

だって叶うのは
頑張ったから
行動したから
努力したから

本人の力と
周りの協力が
積み重なって出来たもの

僕が叶わないのは

頑張らないから
行動しないから
努力しないから

本人が何もせず
周りが励ますだけ

結果も出してないのに
何が叶わないというの

それは
ただの空想に過ぎない

落ちこぼれで
簡単に諦めて

未練を残しながら
次に行かなきゃと
必死になっている

我ながら
馬鹿だと思う

傷付いてないフリで
ヘラヘラしながら
心の中では
いつも泣いてる

僕のものになってよ
そばにいてよ
どうしてだめなの
誰を見ているの
ねえ笑って
僕のために

会いたいよ
抱きしめて
笑いながら
前みたいに
またねって

神様は狡いよ
むかつくほど
幸せなそうに
笑ってる奴が
近くにいて
僕は力のない
笑いしか
出来てない

僕の気持ちが
一体あの子には
どれくらい
わかるっていうの

軽々しく
頑張ればいい
なんて言うけど

頑張った結果が
こんな結果なら
もう何もしない
傷つく思いなら
何度もしてきた

これ以上は
自分が持たないよ
痛い思いも
惨めな思いも
苦しい思いも
増やしたくない

大好きな君を
見るたびに
どんどん
遠くなる気がして
距離も心も

忘れたら
心が軽くなるの?
気持ちが晴れる?

今は
そんなこと
考えても
何しても
無理そうかな


.

2011/10/22(Sat) 18:54 

◆拭えない想い 

 ほら、またそうやって
 僕には見せない笑顔を
 他の人たちには見せて
 僕と一緒にいるときは
 顔をしかめてばかりで
 笑ったりしないくせに
 どうして僕はダメなの
 嫌いなら、嫌いだって
 否定してくれるほうが
 僕はラクになれるのに
 中途半端なやさしさが
 僕にはとても苦しくて
 その優しさに甘えたい
 でもそしたらまた君が
 僕から距離を取ろうと
 一歩下がっていくんだ
 偽りの笑顔を見せられ
 歪んだ顔を目にすると
 僕は、何も報われない
 哀しい人間でしかない
 君を大好きなのは僕で
 君を裏切ったのも僕で
 君は何も悪くないのに
 君を好きになった僕が
 何故か、許せなかった
 叶わないものをずっと
 いつまでも想うなんて
 それほど可哀相なこと
 今までにあったのかな
 手に入らないものから
 何か与えてもらうのは
 狡いことだと思うけど
 それを許す僕はすごく
 嫌な奴でしかないんだ
 会いたいって思うのも
 ぎゅーってしたいのも
 全部全部、君だからで
 君が僕の視界に入ると
 僕はつい目で追ってる
 たまに君と目が合って
 それだけのことなのに
 いちいち動揺する僕は
 なんて自惚れなんだろ
 君のことを全部が全部
 知っているわけがなく
 僕は言ってくれないと
 理解できない馬鹿者で
 だから次また会う時は
 僕のためなんて考えは
 絶対にやめてください
 言いたいことは何でも
 話してみるのが大事で
 そうすれば、僕だって
 直せることが一つでも
 見つかるかもしれない
 時間が経って気持ちに
 変化が表れたときには
 嫌いになっても正直に
 話してくれるといいな
 だから、今は少しだけ
 距離を置いてみるんだ
 僕のためで君のためで
 お互いが、考えられる
 時間を作ってみるから
 あともう少し経ったら
 また僕が君に会いたい
 なんて連絡してみるよ
 それまでの我慢くらい
 僕だって覚えられるよ

2011/10/16(Sun) 00:08 

◆大好きな君へ 

僕は
君を想う資格がないと思います

僕は
君を困らせてばかりです

一緒にいても
なにをしても

君の一瞬歪む顔を
僕はいつも見ています

気付いていますか?

僕には
その笑った顔が
嘘だってこと
わかっているんです

僕を傷付けないためなら
今すぐやめてください

逆効果です
悲しいです

君が僕を
拒絶する時

僕には覚悟が
できています

ただ今は

今だけは

一緒にいてください



.

2011/10/06(Thu) 22:38 

◆それは 

一目惚れ。

そんなもの信じないけれど

君を好きになってしまったのは事実で

君は自分にとって
光で 希望で 大切で

失ってはいけない人だと思った

君にどう思われても
自分は君を想うよ

苦しいことも哀しいことも辛いことも
楽しいことも嬉しいことも喜ぶことも

全部全部
君と一緒に分かち合えたら

幸せになれるかな




.

2011/09/17(Sat) 22:35 

◆きっと置いてきた 

自分の居場所は一体どこにあるの
わからない答えだって見つからない

悪夢のような呪縛から
解き放つ時なんて来るわけなくて

何故生きているのかも
何故苦しんでいるのかも

自分にだってわからない

助けが欲しくても誰にも頼れず
気持ちだけが沈んでいく

恐くて苦しくて泣きたくて

自分さえも信じられない時があって
もうどうしたらいーのかわからず

自分を責めることで落ち着いてしまう自分がいる

作り笑顔で全てを流して
何事もなかったようにして

本当の自分は何処に行ったのだろう



.

2011/07/09(Sat) 19:56 

◆やめて 

触らないで
手繋がないで
抱き着かないで
隣に座らないで

胸が苦しくなるの
涙が出るの
悔しくなるの

どうしてあの人にはするのって
どうしてそんなことするのって

心の中で呟いて

それを悟ったように君は優しくなって
優しいのは前からだけれど
今までの中で一番嬉しかった優しさ


だからもうあの人のところには行かないで

2011/04/06(Wed) 03:01 

◆あの時をもう一度 

君にこの思いを
伝えることが出来なかった

大好き と

君に大切な人がいることも
僕に興味がないことも
全部知っていた

知った上で君を好きになったんだから

それでも
現実を目の前にすると
こんなにも苦しいものなんだね

涙が止まらなくて
胸が苦しくなって
なんで君なんだろうって

そんなことばっかり

でも僕は
今も君を想ってる



.

2011/03/19(Sat) 22:14 

◆無理 

結局のところ

僕の僕で
君は君で

距離が縮まることなんてない

君に追いつこうと
手を伸ばしても

届くことはなく

近くにいるのに
遠い存在

手が届きそうで
届かない距離

やっぱり違うんだ と思い知らされる

僕と君とでは
一緒にはなれないんだ



.

2011/01/09(Sun) 18:20 

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