紅色ノ私ヲ照シテ

□伝えたい事
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『…っ、』

「大丈夫なのかぁ!!?どっか…痛ぇところとか…!」


何も、言えずに泣いてしまった
"痛い"の感情と間違ってとってしまったらしいスクアーロは焦っていた

落ち着きのない様子だったけど
私の手を握るスクアーロの手は、優しかった


「おい…っ、大丈夫…か…?」

落ち着いてきたスクアーロが私に問いかけてきた
でも、ごめんね

喉が痛くて声が掠れる

さっき名前を呼べたのは…


驚いたから?…それとも、安心したから?



嬉しかったからかな…



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