*本*FF*

□*初夜
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俺達が付き合って2ヵ月。なんの不満もなく月日が過ぎようとしていた……だが、何故か…今夜は違う。

「ザックス?」

俺の上にザックスが馬乗りしている。
何故こんなことに?

「クラウド…やっぱり嫌か?」

少し淋しそうにオレを見つめる。
嫌もなにも…あんたがしたいことが解らない。何がしたいんだ?

「何…したいんだよ?」

「ん〜、ナニ?」

ニッと犬っぽく笑って見せる。
ナニって…ナニだよな…男同士で?

「男同士じゃ…でき…」

「できる!!」

そんなきっぱり言われても…どこからその自信が?

「痛くしねぇから!」

何故こんなに必死なんだよ…おかしすぎる。
俺が頭の中でそう思っていると、服を脱がせてゆく。

「おい!だれもいいって…いってな…ん!」

全て言うまもなく、キスで塞がれてしまった。
ねっとりとザックスの舌と俺の舌が絡み合う。




「あ……ザックス……」

優しく俺のを扱くザックスの手。
流されている…。ザックスの手で扱かれる度、俺は女みたいな声をあげてしまう。

「クラウド…イイだろ?」

良すぎておかしくなりそう……。
俺は絶頂を迎え、精を放った。
ザックスは手についたそれをペロッと舐め上げた。

「ん、クラウドの味」

「っ……!汚いだろ!」

起き上がりザックスの手を掴もうとしたが、あっさりかわされた。
ザックスが透明な液体の入った、ボトルを手にし俺をまた寝かせる。

「ザッ…クス?」

「んな顔すんなって…」

キャップを開け、アナル付近に垂らす。
冷たさに身体を竦める。

「力抜いてろよ?」

グイッとザックスの指が入ってくる。
痛みはなかったが圧迫感で力が入る。

「力緩めろって」

軽く抜き差しをし慣れさせる。
段々慣れてきたころに根元まで指が入り中で指を曲げる。

「っあ……やだっ……抜いて……」

ズルッと1回指が引き抜かれまた液体を垂らすと指が入ってくる。

それを何度か繰り返され、それが気持ちいいものだと…身体でわかってしまった。

「クラウド…3本はいってるぞ?」

バラバラに中で動かされ、イイとこにあたれば、甲高い声を上げてしまう。

指が引き抜かれ、ザックス自身があてがわれた。

「いくぞ?」

ゆっくりと中に入ってくる。
熱い…ザックスのそれ。

「っ!…熱い…ザックス…」

信じられなかった。これが入ってきたことに。
ザックスが奥へと進とヒクンと身体が縮まる。

「ヤベ…我慢できねぇ」

いきなり、引き抜かれたかと思えば、突き入れられた。

「ひっあ!…やっ…うんっ」







それから…終わって、ぐったりとしていた。

「クラウド?」

「水…ほしい」

ボソッと言うとコップに水をついできた。

「…有難う…」

コクッと水を一口のむ。

「身体…大丈夫か?」

「……だるい…」

水を飲み干し、またよこになる。

「よかったか?」

「……」

顔があつくなるのがわかった。
よかったけれど…びみょうなかんじだった。

「クラウド…あいしてるからな?」

耳元でソッと言う。
俺はザックスの身体を引き寄せて、「愛してる」と一言言う。

「これからは毎日ヤれるな!!」

嬉しそうに笑うザックス。
調子に乗るな!と足蹴する。

「いてっ!」


身体が持ちそうにないな。

―――End―――――

え…リクエスト有難うございました。
なんか…おかしな文になってしまった。
すみません!こんなものでよければ、みぃ様へ。

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