*本*FF*

□*いいんじゃない?
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退屈な…休日。他の奴らは浮かれてる…。それもそのはず、久しぶりの休暇だから。
けど…俺は違った。休日になると…やたらと五月蝿くなる。
「なぁ…クラウド、いいだろ?」
犬の様に俺に寄り付いてきては、この有様だ。必要以上にベタベタとはりつくそいつ……ソルジャーのザックス。トモダチとはいえない関係だ。
「やっと休暇取れたんだからさぁ」
「嫌だ…」
こいつが求めてること…それは…Sexだ。
ここしばらく、俺達の時間が合わず、ヤっていない。
適度なスキンシップくらいで、毎日過ごしていたが、そいつは我慢の限界だったらしい。
「何でだよ!俺はしっかりとクラウドの言うことを聞いて、この日までまったんだ!」
「なら…また今度な」
「何ぃ!!また待たせるのか!!嫌だ!今日こそは!」
子供の様に騒いだかと思えば、そういうなり、急に大人しくなり俺に背を向ける。
まるで…拗ねた子供の様だ。
「……」
チラッとようすをみるが、かなり堪えたのか、何もしてこなくなる。
「ザックス?」
名前を呼ぶとザックスは振り向き、じっと俺を見つめる。
「クラウド…あーん、してみ?」
?俺はその指示に従い口を開ける。
すると、ザックスは俺の口の中に飴玉を入れた。…ミルク味の飴だ。
「うまいか?」
「ああ…ありがとう」
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