コラボ・MIX
□オレ達の蜜事 晃×亮二
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俺の隣で笑う姿は無邪気で、無防備以外の何ものでもないって…気付いてる訳ないか。
そんな鈍くて鈍感な君だから、可愛くて可愛くて仕方ない。
そっと近づいて、唇を奪う。不意をつかれたからか、少しの沈黙と、見る間に赤くなる亮二の頬。
「ばっ!おまっ!!きゅ、急に何だよ!!!」
照れ隠しに大きな声を出して、火照る顔を見られない様に腕で顔を覆う。
嫌じゃないって知ってるよ?けど…
「嫌だった?」
聞いてしまうのは…
「…い、嫌な訳ねぇーだろ…」
唇を尖らせてボソボソ呟く亮二が見たいから。
「じゃあそんな大きな声出す事無いだろ?」
「お!驚いたんだから仕方ねぇだろーが!」
「驚かせたのは悪かったけど…亮二に拒まれたみたいで、凄い傷付いたよ、俺」
なんて、嘘だけどね☆
そうすれば、もっと可愛い亮二が見れる。素直に俺への気持ちを口にしてくれる。
「そんな訳ねぇーだろ!晃のキスが嫌な訳ねぇよ!むしろ、足りないってゆーか…もっと……………」
ん?
もっと………
その後を期待して待つのに、続きは中々聞こえない。
「……お前…俺にわざと言わせようとしてね?」
あぁ〜あ、ばれちゃった。残念…
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