替歌集 2
□裏表イラーズ
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裏表イラーズ
本家
「裏表ラバーズ」
唄:気弱鎖介
良いこと尽くめの夢から覚めた
ベッド脇の携帯アラームは
オフと言うまさかの大失態で設定忘れていまして、
だからつまり
どうしようマジで寝坊だ詰んだ
アイツ等に俺を待ってくれるだけのキャパシティなどが
存在しているはずもないので
急げば豪快転倒 コンセントにつまづいて
ぶちまけた 卓上のコーヒー
どうにかこうにか起き上がり気付いた
水没するラノベの「最新刊」
最悪尽くめの本日
そうしてああしてこうして
オハヨウベイベー
現実直視と現実逃避の表裏一体なこの心臓
鏡にどの服がいいかな、なんて聞いてる時間はないよ
洗顔して、寝癖直し、ギャ○ビー切れてた ああああ
ただ本能的にうさちゃって
でも言いたいことって無いんで
痛いんで、ぐずって、喘いで、天にも昇れる気になって
どうにもこうにも二進(にっち)も三進(さっち)も
あっちもこっちも
兎に角自宅を 飛び出して行け！
一応 連絡をしなきゃってー
先ずは良介呼んでみたー
「あー悪ぃ寝てた」とかってー
おいコラお前ふざけろ！
一方的にブチッちゃってー
次は優介に掛けてみるー
「もー電車が行っちゃったよ！」
コイツ等俺より、酷い！
嫌なこと尽くめの夢から覚めた
俺の脳内環境が
イラという得体の知れないものに侵されてしまいまして、それからは
どうしようもない２人に対す、心内環境を
制御するためのリミッターなどを
掛けるという程にもいかないので
最近は膨大なイノセントな大災害をブチ撒けた
怒りを沈ませ
これからどうしよ 目的地点を変更した
そうだ図書館に行こう
最悪尽くめの本日
そうしてああしてこうして
図書館到着
現実直視と現実逃避の表裏一体なこの聖域
どこかに良い本ないかな、なんてアイツ等は忘れて探す
ライトノベル、携帯小説、読みたい本溢れてる ああああ
ただ本能的に触れちゃって
でも高い所って届かない
選んで、開いて、悩んで、天にも昇れる気になって
どれでもこれでもこっちもそっちも
あっちも読みたい
今直ぐ二次元 飛び込め！
気付くと電話掛かっちゃってー
「俺等も直ぐ行く」からってー
どうしてもって言われちゃってー
なんで来るのお前等待て！
「寂しいからって怒っちゃって」
「いや本当にマジで来るなって」
「もー拗ねなくてもいいじゃんか」
大体、詫びが、無い！
もー聖域に来んなってー
折角良い本合ったのにー
お前等のためにぶっ飛んでー
何なの今日マジオワタ／(^o^)＼
強制的にブチっちゃってー
携帯の電源切っちゃってー
もー勝手に逝っちゃえよっ！
哀々(あいあい)泣くしかない！
ぎゃつびーはハードワックスの事です。2012.08.09 UP☆