ぐっちゃぐちゃBOX

□拍手3
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* クロロを受精しました *


「昼間から何を言ってるんだお前は。したいならしたいとハッキリ言えばいいだろう。俺は決して拒まないぞ?」


『私が拒むっつーの。ってか、そうじゃなくて受精したんだよ、受精』


「・・・じゅせー?」


『いやいや!何急に「私シャイボーイだからそんな言葉知りません、赤ちゃんてキャベツ畑で生まれてコウノトリさんが連れてくるんだよね?」みたいな顔してんの!!?』


「キャベツ畑でこどもが生まれるわけない」


『分かってますよゴルァ』


「つまり、俺の精子とお前の卵子がくっついたと解釈すればいいんだな?」


『ええ、ぜひそう解釈して下さい』


「そうか、」


『・・・あ、あの!いらないならいらないって、言ってくれていいから!あたし、1人で育て…ゲフンゲフン、流す覚悟も出来てるし。気まずいなら蜘蛛抜けてこどもと2人でゲフンゲフンゲフン!』←


「ククク、産む気満々だな」


『だって、愛するクロロのこどもだもん。やっぱ、産みたいじゃない』


「ひとつ、言っておこう」


『なに?慰謝料のことですか?』


「違う」


『じゃあ、教育費的な?』


「それも違う」


『じゃあ、なに?』


「俺は無責任に中出しをし女を孕ませたりはしない」


『わあ言葉もろ出しだー』


「それに、もし俺がそんな男なら俺の子を孕んだ女の数は片手では足りないだろう」


『一回死ねよあんた』


「つまりだ、」


『?』


「お前は余計なことを考えず俺の嫁となり元気な双子を産めばいい」


『クロロ…。感動しかけてたのに双子って決めつけられたせいで涙が引っ込んじまったよ』


「いいじゃないか双子。お揃いの服を着せるのが俺の夢だったんだ。フフン」


『顔に似合わず可愛らしい夢ですな』


「と言うことで出かけるぞ」


『えー、どこにー?』


「まずはテファニーでエンゲージリングを買おう。そのあとは安産で有名な神社に参拝に行き…なんだその目は、俺は無神論者だがこの場合は特別だからいいんだ。それから、アカチャンハンパで子供服と幼児用玩具の下見を・・・」


『クロロクロロ』


「ん?」


『あたし幸せで泣けそう。途中、喫茶店で休憩タイムをもうけてね?』


「泣くなら俺の胸でにしろ。ああ、喫茶店でコーヒー片手に愛のこもったプロポーズをしてやるから楽しみにしているんだな」





 
   ベイビーの未来が楽しみね!





拍手上*
「妊娠祝いに今夜…どうだ?」





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