短編

□好き好き大好き
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好き。

七松先輩が好き。


いつから好きなのか自分でも分からない位、自然にこの気持ちは生まれていた。
先輩を好きになった瞬間から、先輩の全てがキラキラ輝いて見えて。
いつしか先輩の全てが好きになっていた。

私の中で少しずつ少しずつ育っていったこの気持ちは、いつしか心に仕舞っておけない程大きくなっていて。
溢れ出た思いを先輩に告げると、返ってきたのは微笑みと「私も。」という返事。
夢かと思って何度確認してみても、先輩からは同じ言葉が返ってきて。
この時初めて、嬉しさで涙が溢れる事を知った。


先輩に思いを告げて、大輪の花を咲かせたこの気持ちは、今でも日々すくすくと成長している。
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