Poetry

□自縛
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不安定に揺れる炎
蝋燭が無くなるまでの短いそれは
綺麗な光に包まれる

緩やかに過ぎる時の流れ
それが無性に私を不安にさせて
その一つの炎さえも
私を責め立てているかのように

いつかは消えてしまうのに
気丈に振る舞い明るく灯して
だから暖かいんだろう

無情に進んでいく時の針は
次第に私を荒立たせて
暖かい光でさえも
もう私を照らせはしないのね

自業自得 自縄自縛
自分と向き合う鏡を見つめて
ただ私はソレを卑下する

ずっとずっと進んでた
私は時に沈んでく
暖かい光でさえも
私にはもう何も届かない







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