小説

□坂本的日常。
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(ヤってしまったー……)







(拙者、河上万斉は、昨日で男としての大切なものを失ってしまった。)



(それもこれも今俺の隣でアホヅラさげて爆睡している坂本辰馬のせいだ。)



(こいつのこのやり遂げた様な顔見てると、むっちゃ腹立つんですけど。)





とりあえず一発殴っとく。



「ん゙〜…。バンザイくぅん……」





「拙者は万斉だエロ馬。」



やっぱりやってられん。




小さくそう呟くと、万斉はゴソゴソと起き上がり、洗面所へと向かって歩き出そうとした。






が、











ズキィッ!





「  ―っ!!」





腰に激痛が走り、そのまま地面に座り込んだ。







「万斉君無理しない方がいいぜよー?…昨日ちょっとやりすぎたき。ゆっくりするがよかー。」


寝ていた筈の辰馬がむく。と起き上がる。





「……坂……もとぉ…。」



潤んだ声で万斉はゆっくりと俯く。






「万斉くんっ!?泣く程痛いか!?すまんっ!加減はしたつもりだったんじゃが……!」





焦りを隠せない辰馬は、ベッドからおり、座っている万斉の方へと近付く。
















すると万斉は



「だ…………っれがなくかぁ!この変態っ!ドスケベッ!エロもとっ!えろまっ!死ね消えろぉ!仕事できないじゃねーかよ!!えろまのばかぁ!」





「ばっばんざい君落ち着くぜよー!」




「拙者は万斉でござるー!!」











それから、辰馬はしばらく万斉に触れる事は許されなかったとか………























「まったく、のろけも大概にしてくれっすーー!」



万斉の愚痴に付き合う仲間も迷惑な話ですよね。


















えんど☆
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