小説

□名探偵だよ!!ハジケ組!!!後編
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いよいよ作戦実行当日…

作戦内容は至って簡単だ。
ビュティがソフトンに友達の家に泊ると言い、ソフトンがOVERを誘う事を祈る。
ハジケ組メンツがクローゼット、ベットの下、屋根裏などに隠れて成り行きを聴く。という作戦だ。


ソフトンがOVERを誘わなければその場でgameoverである。
が、ビュティ曰く絶対誘う!らしい。





「じゃあ行って来るね、お兄ちゃん。」

ソフトンは何も知らないまま、ニコニコと笑っているビュティを見送る。

「あぁ。気をつけてな。」

「お兄ちゃんもねっ♪」

「…?あぁ、」

何だかんだでのり気な妹は、
訳の分かっていない兄に背を向け走っていった。




「破天荒さーん。」

「ぉ、譲ちゃんうまくいったか?」

「はい♪勿論です!」


ここは隠れる場所が無い、興味が無い人のための溜まり場。
と言っても春らしく桜の木の下にレジャーシートで待機。盗聴機のおかげで御丁寧に声だけは聞こえます。

「破天荒さんは行かないんですか?」

「ぁ?俺はいーんだよ。おやびん以外興味ねーし。」

「あ、そうでしたね。」

破天荒の他、首領パッチ、スズ、軍艦、インダス文明がいる。

《…ピーンポーン、》
「…!!」

盗聴機から出たチャイムの音に全員が緊張感に包まれた………。








「いらっしゃい。」

「…おう、」

((OVER先生!!ほんとに来たー!!!))


「さ、入ってくれ。」

「邪魔するぜ。」




ソフトン部屋
屋根裏には天の助、壁に隠れ身の術で隠れている黄河文明、ベッドの下(奥の方)にライスがいる


「OVER、すまんが……、」

「あ?またすんのか?まさかその為に呼んだんじゃねーんだろな、」

「そ、そんなことはっ、……すまない、迷惑をかけてしまって………、」

「……まぁテメェが良いなら良いけどよ」
(いきなりだー!)

(昼間から盛ってんじゃねー!!!)

(ヤる?ヤるのか?見てぇっ←)


「……じゃあ、風呂入ってくるな。」

(元う〇この分際で積極的なんだよー!!)
「ああ。」






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