小説

□だいすき。
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「おい黄河、こっちにこい。」
ある日のOVER城
まだ誰も目を覚ましていない
静かな時がすぎていた朝、OVERは朝ご飯作りにいそしんでいる黄河文明をよんだ。

「はい、…どうかしましたか?」

何か気に触った事でもあったのかと思い
OVERの前へ急いで座る。

しばしの沈黙の後、OVERは同じ様に座り込み、黄河文明の顔を見つめる。


「…あ、あの、」

「俺は、オメーが大っ嫌いだ。」


OVERはそれだけ言うと、そそくさと台所からいなくなった。
石化している黄河文明を残して。




だいすき。







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