Jへのプレゼント
□デジャブ
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裏新宿の某所。
とあるビルの中にある
お店に、蛮ちゃんと
来ています。
デジャブ
依頼の品が
この店の中にある商品に
紛れてしまったらしい。
依頼人さんにとって
とても大切な物
なんだって。
なんでも、
とある人に
貰ったんだって。
『ねぇ、蛮ちゃん』
『ああ?』
『依頼人さんが
言ってた人の
特徴なんだけどさぁ』
『ん』
『赤屍さんに似てない』
『…確か、
黒の服を着ていて、
背がでかくて……』
『怪しい感じが
常にしてるって
言ってたよね』
『まさかな』
『まさかね』