幻想 －鬩ぎ合い－
□冷たい視線 （熱い視線Ⅳ）
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それよりも、今日の目的は、ひろみやった。
隣で気持ちよさそうにお酒を飲んでるひろみの世話を、なにかしらやきながら、
さっきからタイミングを計ってるんやけど・・・。
「ひろみ、これ食べる？」
「あ、ありがとうございます。」
「あ、そういえばさ・・・。」
ひろみの手が届きそうにないところにある、料理を取り分けてやりながら、
思い出したふりをして、ひろみをちょいちょいと手招きする。
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