幻想 −鬩ぎ合い−
□痛い視線 (熱い視線V)
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今日こそ、ひろみさんに一歩踏み込んでやる!と心に決めていたのに、
気が付けば、ゆみこさんにがっちり阻まれている気がする。
「ひろみ、これ食べる?」
「あ、ありがとうございます。」
「あ、そういえばさ・・。」
あ、ゆみこさんがこそこそとひろみさんを引き寄せて耳元で何か囁いている。
それを聞きながら、うれしそうに、くすくす笑うひろみさん。
それを黙ってみてるしかない私・・・。
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