幻想 −鬩ぎ合い−

□見つめる視線 (熱い視線U)
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私が声をかけた反動か、私の顔を見た瞬間ひろみの瞳から、一筋の涙がこぼれた。




私の顔を見た瞬間、気が緩んだんかもしれへん。




私が心配そうな顔してたからかもしれへんけど。




私のそばによってくるひろみの肩を抱きながら楽屋から出て行く。




今日、楽屋には人が溢れている。




退団者のいる千秋楽やし、当然といえば当然のこと。




今日のメインは、退団者の2人。




ひろみの同期やし、ひろみも張り切って2人の世話してた。




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