幻想 −紡ぎ合い−

□87期(華の期)
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「な〜に話してるのかな〜(にっこり)」






あえて、笑顔でハナの期の後ろで仁王立ち。





「「「・・・・!!!!!」」」


「コマ?ちぎちゃん?かおり?」





恐る恐るというように、振り向く3人に。


ますます微笑んで見せる。





「あ・・・あの・・・・。ちっちがうんです。」


「ああああああああああ。」


「えっとあの、その。だから・・・。」





各々声は出してるけど、言葉になってないよ。





「そんなに知りたいの?」


「え?」


「おっ教えてくれるんですか・・・・・??」


「・・・・。」





びっくりした顔のコマ&かおり。


期待に満ちた瞳で私をみつめるちぎ。


さすが、付き合いが長い2人は私のことをよくわかってるよね。


ちぎは、まだまだ・・・だけどね・・・。






「教えるわけないでしょ?っていうか、だいたいさ。3人とも、まだまだだよね。もっと観察しないと♪」


「え?」


「へ?」


「ほえ?」


「うふふ。さて、なんだか、のど渇いたな〜♪」








ちぎちゃんとコマの肩を軽く抱いて、覗き込んでみる。





「あ〜、もちろん、おごります〜!!」


「何飲みたいですか〜?」


「あ。買ってきます!」






口々に、一生懸命フォローしようとしてるハナの期に、くすりと笑ってしまう。





「じゃあ、アイス珈琲がいいな。」





今度は本当に笑顔で3人をみる。







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