幻想 −紡ぎ合い−
□Birthday
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安易に想像のつく展開。
まあ、公演終了後いそいそと帰る準備をしているあさこを捕まえる幹部部屋の面々。
あっさりとこの後の予定を白状させられるあさこ。
そして、それに便乗する気満々の幹部部屋の面々。
うれしそうに下級生にも声をかけに行ったのは、ヒロムかな。
そして、早速料理やらなにやら手配したのはナホだろう。
そして、にっこり微笑みながら、あさこに有無を言わせなかっただろう、あーこ。
そして、それに便乗するそのか、あひ、まいちゃんにすーちゃん、マギーまさおにとーやん。
そんな面子が各々手には酒や料理、プレゼントを持って私の部屋に押しかけてきて。
かなり夜までドンちゃん騒ぎをした気がする。
１１時を回った頃にあまりにも不機嫌になってしまったあさこにやっと気をつかうということを思いついたのか、ヒロムとナホの号令のもと、やっとみんなが退散して。
おいおい、私の誕生日なのに、私があさこの機嫌を取るのか？なんて思いながらも。
ふてくされているあさこにいとおしさがこみ上げて来て。
やさしい顔をしたのがそもそもの間違いだったような・・・・。
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