幻想 −睦み合い−
□バカにつける薬
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こんにちは。華形です。
最近、日常的に繰り広げられている光景を、今日はお伝えします。
実は、結構悩みの種でして・・・。
まず始まりは、大抵私の一言からはじまります。
「ゆうひさん・・。」
「ん?何?」
無言で私は外を指差す。
「・・・・・・・・・・・・・無視。」
お稽古場の扉の向こうで、にこにこと手を振るばかが1人。
そして、それを必死に阻止しようとしている、役立たずが1人・・・。
そのかさん・・・。
本当に、あなたは役立たずだよ・・・。
ゆうひさんの表情からも、如実にそれを物語っています。
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