幻想 −秘め合い−

□ほのかな思い
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あの日以来、気になって仕方がない人がいる。


それは、私の尊敬する人の思い人。


気になってるんだけれど、この感情はどういう感情なのか・・・。


よくわからなかったんだ・・・・。





お稽古の休憩中の休憩室。


自分が主演の公演のお稽古だからか、いつもより、自分の周りが騒がしいため、


少しでもその雰囲気から離れたくて、みんなと離れて一人でお昼を食べていた。


気負っているわけではないんだけれど、やっぱり、プレッシャーがあるし。


あっちのほうでは、月組もちょうどお稽古が休憩のようで、星組生と月組生がわいわい騒いでいる。


私は少し、現実から離れてぼーっとしたくて、


食後もそのまま珈琲を飲みながら、一人で時間を潰していた。





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