幻想 −馴れ合い−

□体半分の隙間
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組が分かれて、会えない時間が増えて。


さらに、いままでの立場から、変わって。


お互いにさらに忙しくなって。


ますます逢瀬を重ねるのが難しくなったとしても。


私は決してようこを手放さないから。


絶対にようこを自由になんてしてあげないから。


だから、よーちゃんも。


私にだけ囚われていて。


たとえ、二人が逢瀬を重ねているときにしか、わたしのことを考えることがなかったとしても。


その瞬間だけは、私だけのものでいて。


お願い。


よーちゃん。


・・・愛してる。








End ⇒ あとがき



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