短編
□懺悔の音かもしれない
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弾けるような消えいくような音が耳の傍で聞こえる時がある。その音は僕にしか聞こえないみたいで、音の正体は誰にも分からない。僕以外は、
キィン…と金属同士が弾ける音がして、深く肉の裂ける音がする。
その時だ、短い断末魔に紛れてあの音が聞こえるのだ。
鈴がなるような、小さくて透き通るような音
人を斬った時に聞こえる音
それは僕にしか聞こえない
魂が弾けた音
平助にも総司にも左之にも聞こえないんだ。
耳を塞いでも聞こえる音はただ何か悔やむように僕の耳にこびり付いて放れない。
人を斬った戒めか、それとも僕に懺悔して欲しいのか
聞こえるたびに思う
その音は、僕の
懺悔の音かもしれない
新八「なんつって」
平助「え!?嘘なの?」
新八「さぁ…?」
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一応、フリリクの新八メインの小説なんですが
……これで、……良いわけないですね!!/(^O^)\
すみません。納得いかなければ書き直させて頂きます
ナイスリクエストありがとうございました