text

□Challenge!
10ページ/53ページ





「おっ、島崎。それ何系」



廊下を歩いていた島崎に、声を掛ける1人の男子生徒によってクラスへと向けていた歩を止め返事を返した。

後ろ手にズボンで挟んでいた、先程他のクラスの友人から返ってきた代物を目敏く見つけた友人に見つかったため中身を答えた。



「お前、教師もの好きだなー。先月何だったけ」
「『放課後の教室に乱れ髪』」
「『人妻者物語』も良いぞー」




廊下で喋っていた2人に突如割り込んで来たまた他の友人。



「出たな人妻好き…。俺好みのお姉様もの無いのかよー」
「『隣合う窓のお姉さんの襲来』見っか?」
「あんのかよ!…じゃあ借り、」
「思春期のガキは大変だなー?なあ、島崎よ」



友人達が貸し借りをしている最中に、いつの間にか後ろに立っていた教師によって、ズボンに挟んでいた物を取られた。





自分の奥に眠っている才能を発掘したいんだ



「教師ものとは、…保険体育は得意になったろ?」
「専門分野です」






次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ