薄桜鬼T

□clap
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*沖田と千鶴ちゃん
(大学生と高校生の恋)


「あ、メール。」

画面を開くとそこには、沖田さんの名前。
私は思わず笑みをこぼした。
沖田さんは大学生で私は高校生。

中々会うことができず、メールでのやり取りがほとんどになっている。
会いたいけど、大学生の課題の多さや難しさを知っているからわがままは言えない。
それに沖田さんはバイトもやっていて、睡眠時間はかなり少ない。


「・・・仕方ない、よね。」
「何が仕方ないの?」


え、今沖田さんの声が、聞こえた気がする。
疲れてるのかな、幻聴だなんて。
こんなところに沖田さんがいるわけないのに。

あーあ・・・早く帰ろう。



「僕を無視するなんて、勇気あるよね千鶴ちゃん。」
「ええ?!」


え、沖田さん?何で、ここに?
門の影に隠れていたから気づかなかった。
それに女子生徒の注目をすごく浴びていて、かなり目立っている。

うぅ・・・女子の視線が痛い。


「行こっか。」
「え、どこにですか?」
「いいとこ。」


その笑みは何ですか、すごく恐いです。
でも断ることができず私は仕方なく着いて行く。

突然現れて私の許可もなくどこかへ連れて行こうとする沖田さんだけど、私はそんな彼を好きになった。
だから、会えたことがやっぱり嬉しくて。




(貴方には敵わない。)


end.



(あとがき)
ずっと書きたいと思っていた大学生×高校生ネタ(^ω^)!
沖田さんと千鶴ちゃんでやって頂きました!
この2人なら年の差恋愛も萌えるな、とね!
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