現代パロ

□待ち焦がれ、恋焦がれ
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「はぁ、終わった」

一息ついて、時計を見ると午前一時を過ぎたとこ

「これじゃあ、帰れないか」


どうすっかな・・・

なんて考えてると

同じく残業していたらしい
ティエリアがこっちにやってきた

「おう、お疲れ」
「ああ」

俺達は高校からの付き合いだ
しかし高校を卒業してから連絡は途絶えた
互いに何処にいるのか知らない、否、知ろうとはしなかった

そして
2年前、俺達はこの会社で再会した


一時期、若気の至りってやつか
関係をもったことがある
それは遠い過去の話


今はまあ至って普通の仕事仲間ってやつだ


「ロックオンはどうするんだ?」
帰る方法を聞いているらしい

「ああ、俺はもう電車ねぇし、どっかで始発待とうかな、なんて」





「じゃあ、泊まるか?」
「は?」
「は?とはなんだ?せっかく人の厚意をr」
「泊まるって何処に?」
「話を聞け」


はあ・・・と溜息をつくティエリア



「俺の家に決まっているだろう」
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